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オマーン旅行記VOL.3

オマーン旅行記最終回です。
■ニズワにいくわ
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今日は車でマスカットをはなれてみます。
レンタカーは基本料金とは別に1日の走行距離が250kmまでなら追加料金がかからないという
システムだったので3日分で合計750km走らなければもったいない!という主婦的考えから遠出をしようということになりました。
マスカットから約150kmのところにある以前まで首都であったニズワNIZWAというところに行きました。
マスカット市内、空港を過ぎるころから道路は交通量も少なくなり、
広大な山々をぬって快適なドライブが楽しめます。
山々のふもとをぬうように道路があるのでもちろんトンネルもありません。気持ちいぃ~
ハイウエィは制限時速120km。コンビニのあるガソリンスタンドも一定の距離毎にあります。
ガソリンは産油国だけあってお安いですのよ~奥様!1リットルたったの¥30くらい!
こうみえて(どうみえている?)パキスタンはガソリン結構高いんです。1リットル¥120くらいすると思います。
日本並みじゃないでしょうか?(今日本はいくらするんだろか・・・?)

■ニズワに到着
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途中休憩しながらも2時間ほどでニズワに到着。
市内に向かって行くと城壁に囲まれたニズワ・スークの広場に出ます。
城壁の中に入ると、野菜、魚、果物、ヤギ、手工芸などの市場があります。
手工芸市場を奥にすすんでいくと17世紀に造られたニズワ・フォート(砦城)があります。(有料:大人0.5ro)
中には狭い通路や階段、台所、トイレなど当時のまま保存されていて、
迷路?あるいはからくり屋敷?っぽく仕掛けがされていたので
親子で階段を昇ったり降りたり小部屋で座り込んだりドアを開けて覗いたり大はしゃぎです。
屋上にあがると急に視界が広がり、辺りの景色がパノラマで見ることができます。
この日も天気は快晴だったのでフォートと空の色のコントラストがとても美しかったです。

■オマニ・レストランにて
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小腹が空いたので地元の人にオマーン料理が食べてみたいのでどこか良いレストランを教えてもらえるようお願いしたら、
スークから川沿いに500mほどのところにあるお店を教えてもらったのでさっそく行って見ました。
レストランの名前はBIN ATEEQ RESTAURANT FOR TRADITIONAL OMANI FOOD
たった二人の客だったのにもかかわらず、個室に案内してくれました。(もしや全室個室かも?)

そこはアラビア風にテーブルはなくカーペットと壁際にクッションを置いてあるだけのスタイル。
お店の人と相談してメニューを選び、おいしいオマニビリヤニ(オマーン風炊き込みご飯)などをいただきました!
もちろん辛くなくチキンもやわらかく超美味~!息子も大喜び!
以前UAEでタクシーのお兄ちゃんに連れて行ってもらったレストラン(イランかレバノン料理だったと思う)でも
ビリヤニを食べて忘れられないくらいおいしかった。また再会できたのね・・・という感じでした。
パキスタンのビリヤニもおいしいのですがもちろんスパイシーだしチキンがこんなに柔らかくない。
どなたかご存知なら作り方を教えてください~!

のん気にご飯を食べている間に市場の市はすっかり終了。午前中乗用車や観光バスがあれほどあった駐車場も空っぽ。
きちんと計画を立てて行動しましょう~

■マスカットに戻ったら
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帰路のハイウェイから何箇所か下車しながらも夕方にはマスカットに戻ることができました。
まだ時間があるので市内をもう一度ドライブ。もう市内の道もわかるようになっていました。
(ひとつ道を間違えると次のラウンドアバウトまで行ってUターンしないといけないということも学びました。)

中心地ルイのシンボルのクロック・タワーを見て、
そのあと海岸沿いの超豪華ホテルAL BUSTAN PALACE HOTELオマーン旅行記VOL.3_c0106871_13121491.jpg
のぞきに行こうと訪ねてみると「只今、改装中で~す。」と追い返され、
晩御飯を食べようとガイドブックに載っていた海岸線の砦の見張り台のようなレストランに寄ってみると
どうやらもはや営業していないようだったりとハズレが続いた後
息子のリクエストでアル・ファラジ・ホテルAL FALAJ HOTELの中の日本食レストラン「東京太呂」に行きました。
今回はハズレではありませんでした。もちろん結構いーお値段しましたから・・・
てんぷら定食4ro(≒¥1200)、ちらし寿司6ro(≒¥1800)。
パキスタンの日本食レストランよりもちゃんと日本料理のツボを押さえてるって感じがしました。

■さよならオマーン
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ここオマーンも他のアラビアの国と同様にイスラムの国ですがあまり戒律に厳しくはないようです。
現地の女性たちの多くはアバヤを身に着けているように思いましたが、
観光客(ヨーロッパ特にドイツからが多いようです。日本人は少ないらしいです。)もよく見かけました。
隣国UAEのドバイに比べると観光地化されていずのんびりした雰囲気があって、人々も気さくでとても親切でした。
マスカットのスーパーでオマーン人の子供が息子にぶつかった時ちゃんと謝ってくれたので感激してしまいました。
(当たり前だっちゅーの!パキスタンにいると感覚がおかしくなってしまいます。)
天候は2日目の昼過ぎにしばらく雨が降りましたがそれ以外はほとんど快晴。
あまり期待せずに行ったせいか、パキスタンに住んでいるせいか予想以上に楽しめた3泊4日の旅でした。
もし今後オマーンにご旅行予定のかたにちょっとした参考になれば・・・と思います。

もう少しここにいたかった~


おしまい
by duckbill23 | 2007-02-13 01:00 | 旅行記
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