インド旅行記VOL.4

ブッダガヤ
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バラーナスから列車でガヤという駅にやってきました。
いつものようにそこでリキシャの客引きが始まるのですが、
ここのリキシャは乗り合いリキシャ。
停車場所が多くなって時間がかかるのですがその分料金が安くなります。
40~50分くらいでブッダガヤ到着です。
のんびりとした雰囲気ただよう町です。
お宿はリキシャから降ろされた場所のまん前のゲストハウスに決定。

ここは名前の通りブッダ(お釈迦様)ゆかりの場所。
マハボディ寺院の菩提樹の樹の下でお釈迦様が悟りを開かれたそうな。
なのでここは仏教徒の人たちの聖地なわけで世界各地から
たくさんの仏教徒の人々が巡礼にやってくるようです。
袈裟を着た巡礼者の人たちも少なくありません。

このマハボディ寺院も世界遺産です。

ゲストハウスの1階にレストランがあるのですがそこで
日本語を話すインドの人たちと何人も知り合いました。
かなり流暢なヒトもいました。

近くには仏教の国々のお寺があります。日本寺もありました。
そこで子どもころ日本語を教わったという人もいました。
デリーなどに行けば日本人相手のガイドとしていいお金になるそうです。


翌日その中のひとりのお兄ちゃんに
近くのセナ村にバイクで連れて行ってもらいました。

のどかな田園が続く舗装されていない道をしばらく行くとセナ村に到着。
スジャータという娘さんが修行中の
お釈迦さまのために乳粥を供養したというのがこの村とのこと。

コーヒーのミルクパックの「スジャータP」(←わかります?関西だけ?)
はこのお話に由来するのかなぁ、と考えたり・・・

そしてそこには「トトロの樹」と呼ばれる隠れた観光スポットがあります。
トトロの話の中で庭にまいた木の実の種が大樹になりますよね。
あの樹はこれがモデルだとかそうじゃないとか・・・ガジュマルの樹です。
のどかな午後でした・・・

ブッダガヤから途中パトナというところで列車を乗り継ぎニュージャルパイグリへ。
ここからダージリンへと向かう列車が明朝出発します。
なのでここで一泊しなければなりません。

ニュージャルパイグリからリキシャでしばらく行くとシリグリという町があります。

そこのバザール(ホンコン・マーケット↑左)に行きましたが
ここはヒマラヤ(チベット)に近いお土地がらか道行く人々の顔が
東洋人っぽいので何だかなつかしい気分になりました。
町の屋台でもチベット料理のモモ(厚めの皮の餃子?)などが食べれます。

さぁ明日はダージリンだ~


トイ・トレインでダージリンへ
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正式名称ダージリン・ヒマラヤ鉄道、通称トイ・トレイン。
この旅での目的のひとつに「トイ・トレインに乗ってみたい!」がありました。
その昔母がTVの「世界の車窓から」で観てからの願いでございました。

この列車は「トイ」といわれるだけあってとても小さく(座席は横一列に2+1の3席だけ)
線路のゲージ(幅)は普通の列車に比べてとても狭いです。

アジアでもっとも古い登山鉄道で鉄道自体が世界遺産だそうです。

そんなトイ・トレインは山の斜面を縫うようにしてゆ~っくりと時間をかけて
登っていきます。
しばらくすると茶畑が目の前に広がります。

一日一回の運行なので汽笛をあげながら列車が通ると
線路沿いに住む人たちが手を振ってくれます。


通常8時間でダージリンに到着するそうですが
車両用の道路に並んだり横切ったりしながら線路があるので
渋滞などで駅以外にも途中何度か停車しながら
結局12時間以上かかって終点ダージリンに到着~~!!
辺りはすっかり暗くなってしまっていましたし
今まで暑くて仕方がなかったのにここは寒くて仕方がない!
「防寒着」のことなんて全く考えていませんでした。
息子は長Tが1枚、母は7部袖のカーディガンが1枚・・・寒いぞ!!
その日はとりあえず駅前のオンボロお宿にとりあえずチェックインし、
布団にくるまって暖をとり就寝いたしました。


翌日何か着る物を買いたい・・・と思ったのですがその日は運悪くストライキでした。
昨晩到着が遅くなったのもそのせいでもあったとか。
数軒の薬局以外、街中の全ての商店が閉まっていました。

聞けば数日後まで交通機関もみんなストライキだ、と聞き
この後の行程が全部狂ってしまう・・・とそのとき気付きました。

ストライキ中だということで
別のきれいなホテルが安く泊まれると聞いてそこに移動。
窓からは茶畑とダージリンの山の斜面の町が見ることができました。
(ダージリンのホテルは天井にファンがありません・・・当然か。)


しばらくすると外が騒がしくなり窓から見下ろしてみると
人々の行列が・・・

ストライキのデモ行進のようです。
はじめは女性のグループの長い行列、その後は男性グループ。
みんな何かのスローガンを叫びながら行進しています。
それから何か国旗(?)のようなものを持つ人もいました。


最近オリンピックがらみで日本でもチベットの問題が
取り上げられるようになったようですが、
国境を持つインドでは中国とチベットの問題にはずっと以前から皆関心があるらしく
ここ以外の場所でも
「あなたは中国とチベットどちらの味方だ?」みたいな質問を
インドの人からされたことがありました。

ここは土地がらヒマラヤ・チベットに近く日本人と同じような顔の人がたくさんいます。
なのでチベット問題に関するストライキだと思ったのですが
聞くと、このストライキは中国政府に抗議するというものではないようでした。
ここの土地(ダージリン付近)が現在インドの西ベンガル州に組み込まれているので
どうやらそのことに対してインドの政府に抗議する内容のストライキだとのこと。
なのでデモ行進に参加する人々は特にチベット人だけではなくインド人
(顔だけで判断しましたが)ももちろん沢山いました。

「GORKHALAND」として独立を望む人たちのストライキだとのことですが
チベット問題もリンクしているのかもしれませんので
詳しいことはよくわからないのでまた調べてみる必要があるかもしれません。


パキスタンで「ストライキ」というと、とても危険なイメージがあって
誰かが発砲したりとかするので一般市民は外出しないでただおさまるのを待つ・・・
というものですが
ここでのストライキはとても平和裏に行われていました。


ストライキとは言え、(時間のない)旅行者の私たちにとっては
ホテルに缶詰では時間がもったいないとダージリンの町を散策することにしました。

タクシーなども休業なのでもっぱら「ウォーキンぐ~」ですよ。
お店は開いていないにしても日中はそれほど寒くなく快適な気候です。
かなりの距離を歩きました。ホテルに着いたら脚は棒のようになってました。


明朝観光ポイントのタイガーヒルというところにツアーで出かけたいと
ホテルのレセプションにたずねたら
ストライキ中なのでツアーは決行されないと聞き、ショックを受ける母と息子。
(私らには時間はないのだ!)

c0106871_14244940.gifそこから世界で3番目(?)に高い標高8586mのカンチェンジュンガ
日の出を見るっていうのが目玉で、さすがに早朝だし歩いては行けない距離にある場所。

プライベートで誰か車を出してくれないの~?とかなんとか食い下がり
ちょっと手数料高めでしたが車とドライバーを手配してもらえることになりました。


翌朝3時半起床。4時にピックアップとのこと。
この時間、防寒着のない私たちにはとても耐え難い寒さでした。

ホテルさん本当にすみません・・・
毛布を外に持ち出してしまいました・・・

結局天候が悪くカンチェンジュンガは見ることはできませんでしたが
ご来光を拝むことができました。
冬のほうが空気が澄んでいるのでその時期のほうが良く見えるとのことです。


ストライキ解除とともに予定が狂ってしまった分のチケットの払い戻し、
飛行機のチケットの手配をしてなんとか次の行程を確保。


ダージリンといえば紅茶。「紅茶のシャンパン」と呼ばれているし。
街中に紅茶屋スタンドがたくさんあり、手ごろなものを数個買いました。
チャイ(ミルクでの煮だし)には向いていないそうです。
(チャイにはアッサムティがよいそうな。)


シリグリ近くのバグドグラ空港を目指し途中グームというところまでもう一度
トイ・トレインに乗りそこからは乗り合いジープに乗りました。
行きはトイ・トレインで12時間かかった距離を今回は3時間ほどで
茶畑の広がる山道を一気に下りました。

ダージリン、またぜひ訪れたいです。(今度はストライキじゃない時にね)


コルカタ(カルカッタ)
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ダージリンから次の目的地チェンナイ行きの直行便の飛行機がないので
コルカタで一泊しなければなりませんでした。
夕方到着で翌日の午後また飛行機です~忙しい~
予定が遅れたので仕方ないのですが・・・。


着きましたコルカタ・・・
「暑~~~い!!!」
冬から真夏にやってきたという感じでした。

大都会です。人の多さがハンパねいです!

コルカタの街の中心部にはオートリキシャがないかわりに
本当の「リキシャ」がありました。
まさにこれがオリジナルの「人力車」なのですね!

コルカタ政府が今後「リキシャ」の新しいライセンスを
発行しないと決定したらしく、これからは減っていく一方だそうな・・・

せっかくなので乗ってみようとも思ったのですが
ちょっと切なくなり、やめました・・・。

繁華街のドまん中サダル・ストリートにお宿をとりました。
お腹を落ち着かせた後、街を散策。
久々(?)の都会の人ごみに負けてお宿に戻って早く寝ちゃいました。


翌日は滞在時間が限られていたのですが
でもじっとはしていられなくて・・・
てっとりばやく
宿から近いモイダン公園(↑右)に行ってみました。

デリーもそうでしたが都会の中にも緑豊かな公園がたくさんありました。
ここコルカタもそうした公園がたくさんあります。

観光客を乗せる馬車用でしょうか馬を何頭も見つけました。
遠くの芝生ではヤギさんたちが草を食べています。
広い公園の中にはミニバスも乗り入れているので歩くのが疲れたときは
適当な場所(?)で手をあげたら停まってくれます。

そんなのどかな中ドーンと存在感たっぷりに英国統治時代に造られた
ヴィクトリア記念堂(中は博物館)やセント・ポール寺院があります。


「世界最大のバニヤンツリー」がコルカタの植物園にあるというのを
ガイドブックで知り行ってみることに。

タクシーで有料の橋を渡り、植物園に到着。
よく知らずに行ったものだから降ろされた入り口は
バニヤンツリーの反対側のゲート。だけどがんばって歩きました。
ようやく見つけた巨大な樹に感激~。でかいぞ~。歩いた甲斐があった~。

よく見ると上に伸びた枝から蔓のように根っこが地面に落ち
その根っこが再び幹になりその枝からまた根が落ちて・・・
というのが時間をかけて繰り返されてこのようになったそうです。

樹齢250年以上、2880本の根っこ(幹)が1.5haまで広がっていて
ギネス・ブックにも記録されているとか。


たくさん歩いたので冷房がガンガン効いているとこに
たまには行きたいよね~
ってことになりまして、コルカタで多分最高級クラスのホテル
「タージ・ベンガル・ホテル」のインドレストランに行ってきました。
ですが
母はTシャツと安物のサンダル履きといういでたちだったので
ちょっと申し訳ない気持ちでおりました・・・。

田舎のどこかの村をイメージした内装でとても雰囲気がよく
「辛くしないでね!」という注文もきいてもらえてとてもおいしかった・・・!
お値段はちょっと張りましたが・・・。


予定時間がちょっとオーバーしてしまい
飛行機に遅れるといけないので
急いで荷物を預かってもらっているホテルに戻りました。

タクシーは渋滞で遅れるかもしれないので
地下鉄でダムダムという駅まで行ってそこからリキシャで行くほうがよい
ということだったので地下鉄駅へ。
デリーのと比べたらかなり古い感じでしたが
車内はエアコンも効いているし快適です。

そして次の目的地チェンナイへ~


すみません次回まだあります~最終回です~。
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by duckbill23 | 2008-05-27 16:05 | 旅行記
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