オマーン旅行記VOL.3

オマーン旅行記最終回です。
■ニズワにいくわ
c0106871_16205.gif

今日は車でマスカットをはなれてみます。
レンタカーは基本料金とは別に1日の走行距離が250kmまでなら追加料金がかからないという
システムだったので3日分で合計750km走らなければもったいない!という主婦的考えから遠出をしようということになりました。
マスカットから約150kmのところにある以前まで首都であったニズワNIZWAというところに行きました。
マスカット市内、空港を過ぎるころから道路は交通量も少なくなり、
広大な山々をぬって快適なドライブが楽しめます。
山々のふもとをぬうように道路があるのでもちろんトンネルもありません。気持ちいぃ~
ハイウエィは制限時速120km。コンビニのあるガソリンスタンドも一定の距離毎にあります。
ガソリンは産油国だけあってお安いですのよ~奥様!1リットルたったの¥30くらい!
こうみえて(どうみえている?)パキスタンはガソリン結構高いんです。1リットル¥120くらいすると思います。
日本並みじゃないでしょうか?(今日本はいくらするんだろか・・・?)

■ニズワに到着
c0106871_22313060.gif

途中休憩しながらも2時間ほどでニズワに到着。
市内に向かって行くと城壁に囲まれたニズワ・スークの広場に出ます。
城壁の中に入ると、野菜、魚、果物、ヤギ、手工芸などの市場があります。
手工芸市場を奥にすすんでいくと17世紀に造られたニズワ・フォート(砦城)があります。(有料:大人0.5ro)
中には狭い通路や階段、台所、トイレなど当時のまま保存されていて、
迷路?あるいはからくり屋敷?っぽく仕掛けがされていたので
親子で階段を昇ったり降りたり小部屋で座り込んだりドアを開けて覗いたり大はしゃぎです。
屋上にあがると急に視界が広がり、辺りの景色がパノラマで見ることができます。
この日も天気は快晴だったのでフォートと空の色のコントラストがとても美しかったです。

■オマニ・レストランにて
c0106871_22315037.gif

小腹が空いたので地元の人にオマーン料理が食べてみたいのでどこか良いレストランを教えてもらえるようお願いしたら、
スークから川沿いに500mほどのところにあるお店を教えてもらったのでさっそく行って見ました。
レストランの名前はBIN ATEEQ RESTAURANT FOR TRADITIONAL OMANI FOOD
たった二人の客だったのにもかかわらず、個室に案内してくれました。(もしや全室個室かも?)

そこはアラビア風にテーブルはなくカーペットと壁際にクッションを置いてあるだけのスタイル。
お店の人と相談してメニューを選び、おいしいオマニビリヤニ(オマーン風炊き込みご飯)などをいただきました!
もちろん辛くなくチキンもやわらかく超美味~!息子も大喜び!
以前UAEでタクシーのお兄ちゃんに連れて行ってもらったレストラン(イランかレバノン料理だったと思う)でも
ビリヤニを食べて忘れられないくらいおいしかった。また再会できたのね・・・という感じでした。
パキスタンのビリヤニもおいしいのですがもちろんスパイシーだしチキンがこんなに柔らかくない。
どなたかご存知なら作り方を教えてください~!

のん気にご飯を食べている間に市場の市はすっかり終了。午前中乗用車や観光バスがあれほどあった駐車場も空っぽ。
きちんと計画を立てて行動しましょう~

■マスカットに戻ったら
c0106871_22321662.gif

帰路のハイウェイから何箇所か下車しながらも夕方にはマスカットに戻ることができました。
まだ時間があるので市内をもう一度ドライブ。もう市内の道もわかるようになっていました。
(ひとつ道を間違えると次のラウンドアバウトまで行ってUターンしないといけないということも学びました。)

中心地ルイのシンボルのクロック・タワーを見て、
そのあと海岸沿いの超豪華ホテルAL BUSTAN PALACE HOTELc0106871_13121491.jpg
のぞきに行こうと訪ねてみると「只今、改装中で~す。」と追い返され、
晩御飯を食べようとガイドブックに載っていた海岸線の砦の見張り台のようなレストランに寄ってみると
どうやらもはや営業していないようだったりとハズレが続いた後
息子のリクエストでアル・ファラジ・ホテルAL FALAJ HOTELの中の日本食レストラン「東京太呂」に行きました。
今回はハズレではありませんでした。もちろん結構いーお値段しましたから・・・
てんぷら定食4ro(≒¥1200)、ちらし寿司6ro(≒¥1800)。
パキスタンの日本食レストランよりもちゃんと日本料理のツボを押さえてるって感じがしました。

■さよならオマーン
c0106871_0592357.gif

ここオマーンも他のアラビアの国と同様にイスラムの国ですがあまり戒律に厳しくはないようです。
現地の女性たちの多くはアバヤを身に着けているように思いましたが、
観光客(ヨーロッパ特にドイツからが多いようです。日本人は少ないらしいです。)もよく見かけました。
隣国UAEのドバイに比べると観光地化されていずのんびりした雰囲気があって、人々も気さくでとても親切でした。
マスカットのスーパーでオマーン人の子供が息子にぶつかった時ちゃんと謝ってくれたので感激してしまいました。
(当たり前だっちゅーの!パキスタンにいると感覚がおかしくなってしまいます。)
天候は2日目の昼過ぎにしばらく雨が降りましたがそれ以外はほとんど快晴。
あまり期待せずに行ったせいか、パキスタンに住んでいるせいか予想以上に楽しめた3泊4日の旅でした。
もし今後オマーンにご旅行予定のかたにちょっとした参考になれば・・・と思います。

もう少しここにいたかった~


おしまい
[PR]
# by duckbill23 | 2007-02-13 01:00 | 旅行記

オマーン旅行記VOL.2

つづきです。
■見どころ独占!!
c0106871_2225773.gif

山々と美しい海岸線に囲まれたマスカット。
あちらこちらにある沢山の砦(フォート)が青い空によく映えます。
美しいアラビア海の海岸、ダイビング・スポットもあるようですよ!
(もちろんゴミで汚れていたりしませんし・・・)
ちょうど今の季節は暑くもなく寒くもなくちょうどよくすがすがしい!
ガイドブックや地図に載っている見どころをとにかく見て回ろうということになり
マトラから海岸線を東にオールド・マスカットに向かいました。
ここは官庁街だからこんなに静かなんでしょうか?
おそらく観光スポットであろう宮殿(アラム・パレス)やミラニ・フォート、ジャラリ・フォート
というところに行ったのですが、まるで人掃いをしたかのように観光客とおぼしき人は数人。
それほど世界的には有名ではないスポットかもしれないけど
こんなきれいな名所を独占できるなんて私たちは幸せ者じゃ!

マスカットには国立博物館をはじめいくつか博物館があったのですが、
アラビアの国やパキスタンなどの暑い国はたいていお店やレストランや遊園地が夕方ごろ
からオープンして夜中まで営業してるものだ!と思い込んでいたので
まさかそんなに朝早くからオープンしているものだとは思わなかった・・・!
7:00開館14:00ごろで閉まっちゃうんです。残念、結局見逃してしまいました。


■母、また交通違反やってもた・・・
c0106871_438815.gif

午後はスーパーやショッピングセンターをはしごする計画でした。
c0106871_4434269.jpg
マトラからルイRUWI方面にでるとすぐ右手にあるのがLULUハイパーマーケット
UAEやクェートにもあるスーパーのようです。
夜になるとパチンコ屋さんのように派手なイルミネーションが建物全体に煌々と灯ります。


空港で買った地図をたよりにショッピングモールを探しました。
初めドバイのような超豪華なモールを予想していたのですが、どこもローカルな雰囲気で
人混みも渋滞もなくのんびりとした感じです。
(ここにも超豪華ショッピングモールがあったのかもしれませんが探しきれませんでした・・・
ご存知の方は是非教えてください。)

しっか~し、こののんびりとしたムードに呑まれ母はまたうっかりしておりました。
パーキングメーターがある場所に駐車してしまっていたらしく、のん気に買い物をして車のある場所に戻ると
ワイパーに何やら白い紙が挟まっておりました。
最終日にレンタカー屋さんに申告すると、罰金5ro(≒¥1500)取られました・・・。トホホ


■オマーンにボリウッド
c0106871_4563846.gif

マトラから空港に向かうハイウェイの途中、白い大きなドーム型の子供博物館の手前に
ショッピング・コンプレックス(名前がわからない)があって、そこにも買い物に行ったんです。
晩ごはんもその近くで食べようということになって偶然見つけたのが
ボリウッド・チャートBollywood Chaat というレストラン。
こんなん初めて見ました~。母も息子もそれほどインド映画に詳しくはありませんが
(SRKとインドのトム・クルーズ、アビシェーク・バッチャンとアイシュワリア・ラーイくらいしか
わかりましぇーん・・・)
パキスタンの親戚に話すためのネタになるかと面白がって入店。
カラチのテレビで見たことのある俳優女優の写真が印刷された壁紙が店内に貼られております。
テレビでは映画のビデオが流されています。まぁ、それだけなんですが・・・。
簡単に言えばインド料理のカジュアルなレストランです。・・・がやはりインド料理なので辛いはず・・・。
息子は食べてくれるか・・・?
しかしここはオマーン、なのでマイルドなのではないかと期待しつつ・・・
辛くないものを店員さんにチョイスしてもらって、サモサとチーズ入りのドーサとやらを注文。
期待はみごと裏切られ、息子には辛かったようです。早く辛さに慣れてくれ、息子・・・!
とてもおいしかったんだけどね・・・俳優さんにちなんだメニューとかもあったのかな?
このお店インドが本店のブランチでしょうか・・・?

■夜のマスカット
c0106871_5402669.gif

午前中に見た王宮をはじめ砦、展望台、などのランドマークが夜になるとライトアップされます。
ただ目的なく車で街を走っているだけでもあちこちにライトアップされた場所を見つけることができます。
まだ肌寒く感じられるころの澄んだ空気に美しい幻想的な光。
夜のマスカットはおすすめです!

しつこいようですが、次回最終回につづく・・・
[PR]
# by duckbill23 | 2007-02-10 06:05 | 旅行記

オマーン旅行記vol.1


c0106871_8142674.gif
突然ですが母の記憶が新しいうちに書き上げたいと思います。
先週1月27日から30日までパキスタンはモハッラム(シーア派の宗教儀式だそうです)のため4連休でした。
同居中の親戚たちが田舎に帰省するので一緒にと誘われましたが
きっぱりと息子が「行かない。」と言い切りました。
なぜなら秘かに母子は旅行に行こうともくろんでいたのでした。
c0106871_4395990.gif
今回旅行先の候補にあがったのはバーレーンとオマーン。
結局カラチからは飛行機の便のよいオマーンに決定しました。
実は私たち親子はオマーンの現地情報もあまりないまま'01-'02版の「地球の歩き方・アラビアの国々編」をもって出発。
昨日イスラマバードのホテルで爆破事件があったようですが飛行機はちゃんと飛ぶようです。
カラチからは直行便が飛んでいます。約1時間20分のガルフエアーのフライトです。


マスカット・シーブ国際空港到着
c0106871_051268.gif

c0106871_4374453.gif
オマーンもイスラムの国で現カブース国王の開放政策等の成功により、他のアラブ諸国と
同様に石油資源によって、経済も安定しているとのこと。
空からヘリポートのある個人宅が見えたりしました。
この国王は国民からとても尊敬されているようです。いたるところに肖像画が掛けられてありました。

こじんまりした首都マスカットのシーブ国際空港に到着。
入国ビザは両替カウンターがあるのでそこでひとり6ro(オマーンリヤル≒¥1800?)支払えばもらえました。
ここで両替したお金はレシートを見せれば出国時に手数料なしの同レートで再両替してくれます。
入国審査の列もなく人もまばらでちょっと不安。「だいじょうぶなのか!?オマーン!!」


いざ出発!
c0106871_0515670.gif

預けた荷物を取り今日の宿とレンタカーの手配をしようと外に出ると、
いかにものんびりとした雰囲気のレンタカー会社数社、携帯電話会社のカウンターがありました。
・・・がお宿斡旋カウンターはありませんでした(高級リゾートのはありましたが・・・)

さて国際免許は持ってきたもののここもイスラムの国。
女性ドライバーに車を貸してくれるのか不安でしたが・・・あっさりOK!
適当な会社を選び、エコノミー車をお願いしたら「日産TIIDA」を配車してもらいました。
ロードマップのサービスはなかったので書店で購入、携帯電話のオマーンのシムカードも買って、まずは宿探し!

げ!オマーンって右側通行だったのね・・・!!


母、オマーンポリスに・・・!
c0106871_14292894.gif

こちらはパキスタン、日本とは逆、右側通行左ハンドル。高速道路(もちろん無料)の制限速度は120km。
信号は少なくラウンドアバウトが多いです。道路はきちんと整備されていて快適!
慣れてない場所でしたが「パキスタンで運転できれば、どの国に行っても問題ないのでは・・・?」と思う母。

息子に地図を渡しナビを頼みましたがやはり役に立たず。とりあえず車を停めて地図を見ようと
母がとあるパーキングエリアに駐車したら、ちょうどそこにパトカーがやってきて呼ばれました。
どうやら進入禁止のところに入るのを運悪く見つかったようです。(つい左側通行の慣れで。)
初めヤバい雰囲気だったのですが免許証を見せて事情を話すと、見逃してくれた上
道まで教えてくださいました。オマーンポリス!えぇヒトたちや~。


マトラ・スークにて
c0106871_25192.gif

なんとか目的地のマトラMATTRAHに到着。お宿も3軒目で決定。まだ外も明るかったので
お宿附近を散策しました。

近くにマトラ・スークという広いおみやげ物屋さんがありましたので、息子がずっと欲しがっていた
アラブの男性用衣装カンドゥーラ(あのオバQみたいな服です!)とオマーン帽子を購入。
それをそのまま着てその辺を歩いていると「オマニ(オマーン人)のようだ!」とちやほやと声を
かけてもらってまんざらでもない様子の息子でした。


辛くない!
c0106871_15572535.gif

息子は辛いものが苦手。だけどここの食べ物は全く辛くないので息子大喜び。
シャウルマ(アラブ風ラップサンド)を2個一気に完食。(パキスタンにもあるんだけど辛いんです。)

地元の人たちが街頭(?)テレビを見て大きな歓声を上げています。



オマーン熱狂の夜
c0106871_125637.gif

そうこうしているとどかからか何やら騒がしい一団がやってきました。
鳴り物を持って歓喜の雄叫びをあげながら街の中を行進しています。爆竹も鳴ってます。
先ほどテレビで盛り上がっていたのはサッカーの中継のようでした。どうやらオマーンが勝利した様子。
その後次から次へとあちこちからオマーンの旗を飾った車がホーンを鳴らしながら
徘徊し始めて大盛り上がり!数え切れないほど!!

親子で何気なく見物していたら、行進をしていた子供たちのグループが
「GULF CUP(湾岸8カ国の試合)の準決勝でオマーンがバーレーンに勝ったんだ!
あんたたちも一緒においでよ!」と旅行者の私たちを流暢な英語でお誘いくださいました。
みんなとてもよい子たちでした!
(初めはかかわらんほうがいいと思っていたのでした・・・!ゴメン!)

後でわかったことなのですが、1月30日の決勝ではUAEに負けちゃったそうです。残念!
ちなみにこれほどオマーン国民が熱狂するサッカーのFIFA世界ランキングは84位
(日本は46位。パキスタンは171位。)なんですと。(07年1月現在)

つづく
[PR]
# by duckbill23 | 2007-02-07 05:04 | 旅行記